コオラウ社のウクレレ「PONO(ポノ)」

先日クルマに乗っていたら、スクールバスから降りてきた男の子がウクレレを弾きながら歩いているのを見かけ、窓を開けると軽やかなウクレレの音色が風にのって車内に届きました。
ウクレレは、ポルトガルからの移民たちが持ち込んだ弦楽器が起源と言われている楽器。その心安らぐ優しく軽い音色は、南国の人々の、自然との調和を重んじたライフスタイルにより、南国の文化として定着したといわれています。
ウクレレと言えばやはりハワイアンウクレレ。クオリティの高さが魅力ですよね?! ハワイの老舗メーカー、コオラウ(Ko’olau)社のウクレレは、高級手工の逸品として、レッドカアパナ、ライルリッツ、トレーシーテラダなど、多くのプロミュージシャンから高い支持を得ているポピュラーなブランドのひとつです。
同社の製品は、木材加工に優れたインドネシアのジャワ島にて製作後、ハワイのオアフ島にあるコオラウ社に引き渡され、厳しいチェックと最終調整を行っており、今、アメリカ本土でも人気のブランドです。しかし、プロが使用しているのは通常30〜60万円もする高価なもので、一般消費者にはなかなか手が出せる代物ではありません(寂)。


アガニアショッピングセンター内にある「jb’sウクレレハット」で、高いクオリティーを維持したまま、初心者にも使いやすいようにリリースされた、コオラウ社の「PONO(ポノ)」シリーズを見つけました。
オススメは、ポノ マホガニー コンサートグロス(PCO-E GLOSS)。初心者でも簡単に音が出せるうえに、サウンドはコオラウ社ならでは。クオリティの非常に高いコンサートモデルで、値段は$495.00です。
サウンドホールの周りにロープ模様のロゼット細工を施した美しい単板のマホガニーと滑らかなグロス(光沢)仕上げのボディーは、まさに芸術品。トップ、バックはエボニーバインディング、フィンガーボードとブリッジはローズウッド(紫檀)、そして、ヘッドロゴマークと指板のポジションドットに真珠貝を使用。コオラウ社特製ゴールドストリングとヴィンテージ「Kluson」ギア式チューナー装備で、コオラウ社特製の鍵付きハードケース付き。
jb’sウクレレハットは、この他にも有名ブランド各社やスイカモチーフのウクレレ($105.00〜)など、ウクレレファンには魅力のアイテムが目白押し。店頭にはオーナーが譲り受けたという、ヴィンテージのウクレレもディスプレーされています。
銘品と呼ばれるウクレレは、心地よいサウンドと共に時空を越えて次の世代へと継承されてゆくのですね。
コオラウ社PONOコンサートウクレレ
jb’sウクレレハット
問い合わせ先: 472-8537

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