1 ■病院や医療システムで日本と違う部分、あらかじめ知っておいた方が良いことを教えてください。
国によっては「外国人専用病院」の指定があります。また、日本で病院にかかる場合には、その場では医療費の一部を負担すれば良いわけですが、海外では全額を支払わなければならないので非常に高額な支出となります。
また、中国などでは受診に際し一定額のデポジット(預託金)が必要になります。
2 ■救急車を呼んだ場合、それにも保険が適用されますか?
傷害治療費用、疾病治療費用の支払い対象となる事故や病気で救急車を呼んだ場合には、治療費用の一部として保険金の対象となります。
日本と違い救急車が有料の場合もあり、アメリカではUS$300〜500程度かかります。また、民間の救急サービス会社もあります。
万一に備え、電話番号をイエローページ等で調べておくことをおすすめします。
3 ■クレジットカードに付いている保険と、海外旅行傷害保険の適用範囲について教えてください。
クレジットカードに付帯されている海外旅行傷害保険では、疾病による死亡は補償の対象になりません。また、補償範囲や保険金額もカードの種類によって様々です(同じカード会社が発行しているカードであっても、補償や支払いの条件が同じとは限りません)。
ご自身のカードに保険がついているか、保険金額や補償範囲は十分か、を確認し、必要に応じて海外旅行傷害保険にご加入されることをおすすめします。