2009年2月16日〜2009年2月22日

友人から、2才半になる娘が私立幼稚園の面接に4回も挑戦したが「初面接から全く成長が見られないのでお預かりできません」と断られたという、惨敗メールが届きました。
まるで有名大学幼稚舎の話のようですが、これは東京近郊にある県でマンションが建ち並ぶ環境の幼稚園。インターネットで見てみると、入園倍率が2倍、3倍などの幼稚園は全国的に珍しくないようです(グアムでは考えられません)。
娘さんは言葉が単語レベルでしか話せないらしく、「うちの幼稚園では、言葉が理解できなければお互いが嫌な思いをするので、今回はご遠慮ください」と言われたそうです。
どうしても通いたいという娘の意志を尊重して、4回も面接を試みた親の根性も凄いですが、お互いが嫌な思いをするという理由で断る園側の台詞も相当磨きがかかっています(お互いというのは誰と誰?)。せめて「集団生活をするにはまだ早い」などの、教育に携わる人間ならではの理由が述べられなかったのでしょうか?
児童心理学者によるアドバイスをいつでも受けられる環境の欧米諸国では、幼児期に最も重要なのは、精神的成長とされています。犯罪大国ならではの思考ですが、両親が離婚する場合、子供を毎週1回x12週=12回カウンセリングに通わせなければいけない義務が、離婚条件に加えられるケースも多いのです。

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